1985-02-14 第102回国会 衆議院 予算委員会 第9号
彼の本がここにありますけれども、私も読ませていただきましたけれども、本当にやりたいほうだい、人間狩りを朝鮮半島でしてきた。「私の戦争犯罪」という中に、彼はやはり後に継がなければいかぬということでこれを書いているわけであります。彼はその中で、大体一九三九年から四五年の間に、韓国の赤十字社が調べた人数で七十二万人の人々が徴用されたんじゃないか。
彼の本がここにありますけれども、私も読ませていただきましたけれども、本当にやりたいほうだい、人間狩りを朝鮮半島でしてきた。「私の戦争犯罪」という中に、彼はやはり後に継がなければいかぬということでこれを書いているわけであります。彼はその中で、大体一九三九年から四五年の間に、韓国の赤十字社が調べた人数で七十二万人の人々が徴用されたんじゃないか。
それから評論家のウォルター・リップマンは、議会の国政調査権のことを、合法化された暴力行為だ、暴行行為だというようなことを言ったこともございますし、あるいは野蛮な狂信的なマンハントになりやすい、人間狩りになりやすいというようなことを言ったこともございます。
そして続けまして「そこでは議員達は……野蛮で熱狂的な人間狩りを続け、人食い以上のことをする」こう語っております。何度も申し上げますが、これはウォルター・リップマンというジャーナリストの記載でございます。アメリカ議会に関して申しておることでございます。 ところが、これが下手をいたしますと、国政調査権の最低限でございます。
新規参加者がネズミ算式にふえてまいりますれば問題はないわけでございますが、これがふえませんと、ヘッドハンティング、人間狩りによる利益は上がりません。わが国でネズミ講式販売などと呼ばれているのはこのためでございます。
それと同じように、人間狩りをしなければ徴兵ができない。そのような事態が待つておるのであります。そのようなフアツショ的なやり方をやつて、アメリカ帝国主義にサービスする吉田内閣に対しては、われわれは断固として、これこそ国民の敵であると宣言せざるを得ないわけであります。
これらの諸君の大部分は、太平洋戰争中、まつたく強制的に徴用、いわゆる人間狩りをされて、泣く泣く、母国の家族や、自分の親戚や妻と無慈悲に引離されて、日本に連れて来られた上にやらざれたことは何か。土方や、沖仲仕や、炭鉱で、たこ部屋に收容され、死ぬよりはましだという奴隷的な強制労働にこき使われて来たのであります。
これらの諸君は大部分は、先ほど私の政府に対する質問にもありました通りに、太平洋戰争中まつたく強制的に徴用を受け、人間狩りとまでいわれて、泣く泣く家族やあるいは自分の親戚の者と切り離されて無慈悲に日本に連れて来られたのであります。これがまだ日本に来ている人たちはいいのでありますけれども、何十万という人たちが、南洋やあるいはフイリピンやあるいは満州にほとんど軍人と同じ形で強制的に連れて行かれた。
富山の日朝親善協会から来ている陳情を見ますと、戰争当時日本へ連れて来られた人たちは、いわゆる人間狩りという形でそこらにいる人をやたらにかり立てて、これを朝鮮の役場の事務所にとじ込めて――一定の人員になるまでは、畑であろうとあるいは仕事場であろうと、どこであろうと若い者を連れて来てそこへとじ込めて、それから日本へ強制的に連れて来た。